ガラス表札の表彫り

先日の表札と並行して作製していたのが、こちら。

当工房では、作製の効率を上げる為、同じ工程のある素材は、いくつか同時に作製しています。
いくつかの表札で1クール、終われば次のクールという形で進みます。
ですので、納期内でお届けに若干、早い、遅いの差がでます。
次のクールに入る時に、丁度デザインが決まれば、待ち時間無く作製に掛かれます。
作製途中でデザインが決まれば、次のクールからの作製となります。
どうしてもお急ぎのご注文があれば、作製を止めて、優先する形です。
何れにしても、納期内にはお届けしています。
この表札は、表彫りになります。
当工房では、クリアのガラスは、基本的には、裏彫りで着色をしません。
それは、ガラスの特性を生かした、綺麗な表札が出来るからです。
裏から彫ると、表から見た時に、文字やデザインから光が透過し、
彫刻が浮び上がって見えるので、綺麗です。
しっかりした色を入れると、光の透過が遮られるので、立体感が分かり難くなります。
濃い色を入れる場合は、表彫りをします。
今回は、黒着色です。
前回と同じ釉薬を使用しますが、今回は吹き付けで色付けをします。
1度に吹き付けると、色が垂れてくるので、
塗って乾かし、を繰り返し、
少しずつ濃くしていきます。

で、前回の表札と一緒に釜で一晩焼き上げました。

左上の素材です。
仕上がったのは、こちら

今日は、工房に来ると、知らないおじさんが、工房の写真を撮りまくっていました。
非常に怪しげです^^
な、な、な、なんだろう??
と、聞いてみると、
工房の外壁塗装を依頼した業者さんでした。
一安心。
よくある、ビフォー、アフターで広告に掲載するそうです。
ビフォーの写真を撮りにきてたのですね^^
施主さんの写真も。。「もっと笑って~」 カシャ!
私も載るのかな??
写真を撮ってるところを、撮らして下さいと1枚撮影しました^^

お盆明けから作業が始まります。
楽しみです^^

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