ちょうこくどっとこむ

オーダー彫刻、表札作製

こちら

ガラス表札「トツ」の作り方。

彫刻のこと

ガラス表札「トツ」
こちらは今年の新作
立体文字のガラス表札「トツ」フロスト オン ブラック です。

新作を作る時は、日頃あたためているアイデアやイメージを、
どうすれば実際に作れるか試行錯誤しながら作製しています。

目指すは「ありふれていない個性的な表札」です。。

他と違うものを作ろうと思うと、どうしても作製時間が掛かってしまうものになってしまいます。
この表札もその1つで、1つ作るのに、かなり時間が掛かるのです。

この表札はどうやって作っているのでしょう??

文字を彫らずに、周りを彫るというのは、結構時間の掛かる作業で、
私は、歳のせいか、何度か休憩を入れないと、疲れきってしまいます。
意識が遠のいてしまうのです。。

通常のガラス表札は、少しのキズでも目立ってしまうので、作製時はかなり慎重に扱うのですが、
その点、この表札は殆どが彫る部分ですので、作製時にキズの心配をする必要がありません。
そこは良いところですね。

たとえ、キズが入っても、最終的に磨きを掛けるので、問題ないのです。

さて、休み休み彫った後、彫った部分は曇りガラス状に白くなっていますので、
全体的に磨きを掛けます。これは丸1日掛かります。

磨き終えたら、文字の着色ですが、
立体的な文字にはマスキングが出来ないので、吹き付けは出来ません。
この表札独特の盛り着色です。
文字部分に釉薬をコツコツと盛っていきます。

この盛る作業もなかなか大変な作業なのです。
もともとガラス部分は色がのり難いので、
盛っては乾かし、盛っては乾かし。。と仕上げていきます。

盛り終えて、十分に乾燥したら、釜に入れて、一晩焼き上げて完成です。

ガラス表札「トツ」

裏面は曇りガラス状を保っていますので、太陽などの光が当たると、影が映り込んで、
良い感じです。


ガラスから彫りおこした立体文字オブジェガラス表札「トツ」フロスト オン ブラック

コメント

タイトルとURLをコピーしました